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ドS彼氏の愛しかた
第5章 ドS彼氏の初デート
―――――――――――――――――
「夏だからまだけっこう明るいな。…もう少し遊んでくれば良かったな」
「…うん…そうだね…」
帰り道、私は愁夜くんに家まで送ってもらっていた。
手を繋いで、今日一緒にいれるあと少しの時間を惜しむようにゆっくり歩く。
彼は私に話しかけてくれるけど、私が返す言葉はしっかりとした内容じゃない。
彼の声が、ちゃんと耳に入ってこない。
それ程私の中では色んな疑問がぐるぐるしてるのだ。
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