第22章 ~if~『武将の服装』
「駄目だわ…その人に似合う服装を考えれないなんて……デザイナーとして………」
ヤバイ!本気で落ち込みだした!
「あああ!でも!スーツだったら光秀さんが一番しっくりこない?」
「あぁ~……確かに…スリーピースがしっくりくる…」
「スリーピース?」
「ベスト付きのスーツよ。色は濃いグレーに、ピンストライプが目立たない感じにあって、ネクタイは…青、いや水色かな…ノーネクタイでも似合うけど、光秀さんはビシッと締めてる方が似合う…」
ブツブツ言いながらイメージをしている。
だんだん自信がついてきたのか顔が楽しそう
言われたのを想像してみる
――――
ネクタイを緩めながら
『どうした?小娘。』
揶揄う気満々の笑み
―――――
確かに似合う…要らないことも想像してしまったが…