第9章 迎えにくる
『正和、あの鍵をくれ』
「あれは、しかし・・」
『早くしろ!!』
「はい、承知しました」
(あの鍵ってなんだろう)
美咲は不安でいっぱいだった。
正和がポケットから出した鍵を
雅也に渡し、美咲達はある部屋
へと向かった。
カチャ
ドアが開くとそこには階段が
あった。
(地下室?)
美咲はますます不安が募る。
地下室につくとそこには
色んな物があった。
真ん中には婦人科にある
検診台や三角木馬、天井から
吊り下げられた鎖など
拷問道具があった。
『い、いや』
美咲は逃げようとしたが
雅也に手首を掴まれている
ので無理だった。
『もう逃がさない。
二度とな。』
雅也は美咲を支配する。