第1章 執刀後の情事
まだ触れられてもいないのに…。
「どうした、羽音?」
胸を弄る手は止めることなく真面目な顔で問いかけられると更に恥ずかしさは増すもので…。
「いえっ…何でもないです」
私の返事を確認した先生は、胸の突起を口に含みそれを口内で転がし始める。
「あっ…んんっ」
声が漏れれば、満足そうな笑みを浮かべ行為はどんどん深みを強めた。
いつの間にか上半身を全て脱がされていた私は、直にソファーに身体を沈めれば、皮張りのソファーは熱い体に心地よい冷たさを与えてくれる。
降ろされたスカートのファスナーから覗く太ももに彼の手が伸びて、そのままスルリとスカートが床へ落とされた。
「足を上げろ」
太ももを撫でながら彼からの命令が下り、彼に言われるままにソファーのひじ掛けに足を持ち上げれば、彼の前に濡れた下着が晒される。
太ももに伸ばされていた手が濡れた下着の中心部に伸びると円を描くように動かされる彼の指…。
その動きに合わせて、私の腰が揺れ動く。
「どうだ?」
「気持ちいいです…」
ソファーに身体を思いきり沈めて、彼からの刺激を受け止めた。
「牛島先生っ…」
焦らされている身体が堪え切れなくなり、下着越しの愛撫は物足りなくて、彼の手に自分を押し付ける。
目に入るのは、彼の大きくなって窮屈そうにしているソコ…。
早く欲しい…。
「今日のお前は、ずいぶんと積極的だな。もっと乱れたいのか」
耳元で囁かれると同時に彼の指が直接秘部へ触れ、ビクリと身体が跳ね、私の濡れたソコは彼の指を捕らえた。
「もっと…乱れたいですっ」
もっとください…。