第9章 由井さんとイケナイコト?※微裏注意
関「泉はいるか?」
青山「あいつならさっき孝太郎と一緒に研究室に行きましたよ」
今大路「由井さんが確か見てほしいものがあるって言ってましたよね」
夏目「それを口実に中でイチャついてたりして」
関「…何だと?」
今大路「関さん、夏目くんの悪い冗談ですから」
夏目「孝太郎さんならやりかねないですけどね」
青山「おい夏目!これ以上関さんの殺気を増やすな!」
俺は何とか平常心を保ちながら、泉を呼びに行こうとした。
夏目「俺も面白そうだからついてっていいですか?」
青山「お前…面白そうって…」
今大路「僕も丁度由井さんに渡す書類があったので一緒に行きます」
青山「今大路まで…はぁ、俺が何かあった時の監視役でついていく」
関「流石の由井でもないだろうが…もしそうだったら…俺を抑えてくれ」
青山「わ、分かりました」
ただ泉を呼びに行くだけなのに、俺は面白がる部下2人と心配性の部下1人を連れて、ラボへ向かった。
密室で何が起こってるかも知らずに―――。