第7章 関さんと初夜※裏注意
怜「ふっ…んっ」
関「…っ」
どちらともなく近づいて、ベッドの上でただひたすらにお互いを求め合う。関さんの手が私のうなじに回り、色々な角度から愛を交わす。
―――「これからはどんな些細な事でもいい。俺に言ってくれ」―――
―――「私も関さんにわがまま言ってほしいです。彼女なので、彼氏の言う事聞く権利ありますよね?」―――
ついさっき笑い合って約束した。感情のすれ違いから生まれた寂しさは、とっくに消え去っていた。
もっと知りたい…近づきたい…愛したい…。関さんへの気持ちがキスが激しくなるにつれて大きくなる。
お風呂上りの関さんの鍛え上げられた上半身が、ベッドライトに照らされている。私はその体に見とれながらキスで乱れた呼吸を正す。
関「そんな目で…見ないでくれ」
怜「?」
そんな目とはどんな目なのか、自分では全く分からなかった。スッと関さんの声が耳元で響いた。
関「君との初めてなのに…優しくしてやれそうに…ない」
ゾワッと全身に甘い痺れがはしる。ああ、そっか…関さんはずっと我慢してくれてたんだ…。こみ上げてくる嬉しさが涙となって溢れる。
関「?!や、やっぱり…嫌…か?」
怜「違うんです…関さんに求めてもらえることが嬉しくて…」
関「…君って人は」
関さんの長い指が私の涙を拭う。
関「もうやめてやれないからな?」
怜「…はい」
優しく頬を撫でられ、甘いキスをされる。何度も何度も繰り返し、徐々に体が高ぶっていく。
スルリと服の中に手が忍び込み、お風呂上がりでブラを付けていなかった私の胸を弄ぶ。はぁ、と関さんの吐息が零れて、その手は私をさらに求めてくる。
関「柔らかいな…」
怜「ふあっ…んっ」
いつの間にかパジャマのボタンが外され、私の赤く熟した実に関さんが舌で愛撫する。
怜「ひゃあっ!あっ!」
関「気持ちいいか…?」
その実を咥えながら喋っているので、その話す息さえも私を犯していく。舌で優しく撫でられたり、時に甘噛みされたりして、その実はぷっくらと赤く腫れていた。