第6章 夢のマカロンタワー
『3…2…1…0!』
ピー ピー ピー
『焼けたあ!』
臣「熱いから下がってな?」
『はいっ!』
臣はオーブンからマカロンの焼けた鉄板を持ってテーブルに置いた
『わぁ…!いい匂いです…!』
臣「まだ熱いから触っちゃダメだぞ?」
『マカロンって、冷ましてからクリーム塗らなきゃいけないんですよね?』
臣「そうだな、熱いままだと綺麗に剥がれないんだ」
『うぅ…早く冷めろー…!』
臣「ははは、ほらコヨミ」
『?』
臣の元に行くと紅茶が入ったティーカップが
『いい匂い!いただきます!』
臣「待ってる間も楽しまないとな。ほら、クッキーもあるぞ」
『わぁい!』
十座「いい匂い……」
『あ、十座くん!』
十座「あ、ども…」
『十座くんもクッキー食べる?』
十座「……ッス」
臣「お茶入れるな」
十座「あざッス」
3人でお茶をしながらマカロンが冷めるのを待った
臣「そろそろいいかな」
『ジャムと、クリームと、チョコを熔かしたやつと……』
十座「これ挟むのか?」
『うん!十座くんもやる?』
十座は控えめに頷いた
そして3人でクリームを挟んだり可愛くデコレーションした
そして三角のタワーにしてリボンを巻き付けた
『マ、マ、マカロンタワーだぁぁ!!』
臣「傑作だなぁ」
十座「(美味そう…)」
『夢が……夢が目の前に……!!』
三角「あーーーー!さんかくーー!!!」
『三角さん!』
三角「さんかくだぁ!」
『はいっ!3人でさんかく作りました!』
三角の目がキラキラしている
『写真写真…!!』
三角「コヨミ、オレもその写真ほしい〜」
『あとで送りますね!』
三角「やった〜!コヨミ、ありがとう〜!」
『はいっ!』