第3章 沖田総司の脇差※加州清光R18
刀剣男士にとって、主は特別な存在。
けれど、刀剣女士にとってはもっと、もっと特別な存在。
主が帯刀してくれる時はずっと一緒にいるし、まるで恋人のよう。
だから沖田さんは、私のすっごく特別な人、恋しい人だった。
扱いにくい刀ばっかり持ってる人だったけど、どれも扱いこなせてしまう、凄い人。
だけど、私は帯刀されてるだけで、全然使って貰えなかった。
沖田さんに触れて貰いたかったよ。
沖田さんは、私に全然触れてくれなかったけど、新しい主は私を使ってくれるといいな。