第10章 常世の国 ※加州清光R18
「あっ!!いっ……」
先ほどまでの愛撫でびしょ濡れになっていたそこは、グチュグチュと音を立てながら加州の熱を受け入れていく。
「主、動くよ…」
加州の雄芯が奥を突いたかと思えば、ぎりぎりまで抜かれて、焦らすように浅く出し入れされる。
「……はっ、加州………んっ」
「もっと激しくしてほしい?初めてだがら、優しくしてほしい?」
答える前に、急に激しく腰が打ち付けられる。
「くっ…主のナカ、すごい締まって……」
「ぁっ…加州っ……んっ」
パンっと腰がぶつかり合う音が部屋に響き渡る。
加州にナカを擦られる度に、身体にジンジンと甘い痺れが走る。
さっきイッたばかりなのに、私の身体は再び絶頂を迎えようとしている。
「あ、やっ……も、あぁぁっ!」
ひと際大きな快楽の波が押し寄せるのと同時に、加州の腰が激しく振られ、やがて私のナカに加州の精液が注がれる。
「主……」
加州は肩で息をしながらぐったりしている私の頭を優しく撫でた。
「主、今日はこのまま休んでいいからね。おやすみ、また明日……ね」
額に優しく口付けると、加州は部屋から出ていった。
部屋には、いまだに状況が飲み込めない私が取り残される。
「…………」
ここは常世の国。
刀の付喪神である刀剣男士が住まう本丸。
私は今日、彼らを束ね、歴史を守る審神者になった。
歴史を守るため、これから毎日、彼らと交わらなきゃいけないの?
終