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想い~History~
第5章 〒 体育祭。
< アタリ >
…開いた口が塞がらない。
最悪。
面倒くさ。
まあ、ぐちぐち言ってもしょうがないから。
男子は誰なんだろう?
「わぁー!!堺が引いたぁ!」
えっ!堺と?!
う。うれしいかも。
こう、思ってしまう自分が恥ずかしいような気がした。
「女子誰だよ?」
堺が呟いた。
「わ、私…。」
手を上げた私を見て堺は言った。
「◯◯なんだ。ふーん。」
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