第3章 ✩story2✩ カッコいいお風呂の入れ方
『』メンバーたちの声
【】カッコいい
〈〉ブサイク
_VTR
VTRが始まり、はソファーの上で3DSをいじって遊んでいた。
_ピコピコピコ…
「……。」
【カワユス♡】
【体育座り可愛いっ(〃ω〃)】
『かわゆい……♡』
『『『たーま……(汗)』』』
「ー……そろそろお風呂に入る時間だろ?」
宏光はキッチンから出てくる。
「いや、まだゲームするの。」
「だーめっ!
ちゃんとお風呂に入りなさい。」
「……。」
いつもの声から少し低めの声になる宏光、
思わずはゲームをする手を止めた。
『お、急に声のトーン変わったね。』
『ショボンするちゃんかわいい♡』
【低いトーンGOOD】
【子供には効果アリっ!】
「……、パパはな……」
『パパww』
『親子設定なの?w』
〈え、パパなの……(引)〉
〈パパwww〉
〈年齢差に無理あるよ〉
〈現実味ねーw〉
『一気にブサイクコメント増えました。』
『いつもの癖出しすぎだろ』
『普通兄妹とかでしょw』
『だってファンの人とかパパで納得してんじゃんっ!』
『これとそれが違うだろw』
「俺だって、怒りたくて怒ってるわけじゃないんだよ。
でもゲームは、いつでもできるしお風呂入ったあとからでもできんだろ?
風呂から上がったら俺も一緒にやるからよ~♪」
「ん……」
【和ませ方いい】
【あんまり怒られた感じしないっ!】
【これなら素直に入れそう】
「よしっ!んじゃぱぱっと脱いでちゃちゃっと入ってこいっ」
宏光はの背中を押しながらお風呂場に誘導しVTRは終了した。
_“じゃんっ”【流石パパっ!!】
『でも割と普通じゃんw』
「1位取れっと思ったのにー……」
「では第2位を見ていきましょう、ケッコウカッコいい第2位は……」
“ででんっ!”
「千賀健永っ」
「うっしゃあぁぁっ!」
「マジかよーっ」