第5章 第三次忍界大戦
父さんの後を走ってついていく。私とイタチ、
すると、少し離れたところから、怒声と爆発音、クナイや手裏剣がぶつかり合う音が聞こえてきた。
もう、戦争は始まっている。
ここからは気を引き締めていかないと、、ほんとに死んでしまう。
私はチラリと横にいるイタチを見た。イタチは前を見ながら無心に足を動かしている。
イタチがこの戦争で死なないのはわかってるけど、怪我をしたりするかもしれない。
私が守らないと、
そう決意を固め、前をみて、走った。
イタチが、私のことを見ているのに気づかずに、
しばらく走ると、木の葉の額宛をつけた人達がたくさんいるとこに来た。
ここはどこだろうと、考えていると。
怪我人がたくさんいて、その怪我を治す医療忍者がたくさんいるのが確認できた。
...なるほど、ここは、、第四次忍界大戦のときにサクラがいたところ..木の葉の回復場?みたいなとこか、
私はキョロキョロと辺りを見回しながら父さんの後をついていく。
「姉さん、」
『ん?』
「なんか見られてる。」
『...大丈夫。敵ではないよ』
ここに入ったときから、色々なところから私たちは見られていた。
まあ、まだ小さい子供がこんなとこにいたら..不思議に思うよね。
「ツバキ、イタチ、何を突っ立っている。行くぞ」
そう父さんから声をかけられ、私たちは慌てて父さんを追いかけた。
『ねえ、父さん。』
「ん?」
『どこに行くの?』
「ああ、これからお前らを紹介しに火影様のところへ行く。」
『え!?』
火影様..!?ってことは私たち今から3代目に会いに行くってこと?
「?どうした。」
『え?いや、えっと、わ、私、火影様に初めて会うな~って思って、』
「..そうだな、」
「父さん..火影様ってどんな人?」
「..そうだな、とてもお優しい方だ。お前らにも良くしてくれると思うぞ。最後までお前たちを戦場に連れ出すのを反対していた方だからな。」