第4章 幸せな日常
『いってきまーす』
「いってらっしゃい!気をつけるのよ!」
『はーい』
みなさん、どうも。うちはツバキもうすぐで3歳です。
ミナトさんたちと予想以上に早く出会えちゃった事件から約1年が経過しました。
私は今、とても幸せです。
「姉さん?」
『イタチ?』
私は後ろから聞こえた声に振り向く前に名前を呼んだ。
「どこ行くの?」
『師匠のとこ、』
「...じゃあ終わる頃に迎えに行くから待ってて」
『?別にいいよ?一人で帰れる』
私が微笑んでそう言うと、イタチは一つため息をつき、歩いて近づいてきた。
「姉さんの鈍感..」
『へ?』
イタチは私の額を優しく小突くと、
「最近姉さん、俺のこと相手してくれないから寂しい」
と、言った。
まあ、ズキューンとくるよね。
『...うん。わかった、じゃあ待ってるから迎えに来て?いつもよりちょっと早めに』
「?なんで?」
『イタチとお団子でも食べようと思うから少し早めに終わらせてもらう。」
「..うん。わかった、」
そこまで言うと、イタチは嬉しそうに笑って、「いってらっしゃい」と、手をふった。
うん、うちの弟すごく可愛いわ