• テキストサイズ

1人の姫と4人の王子

第2章 人なんて大嫌いだ‼︎


〜放課後〜

はぁ〜結局学校が終わるまで離してもらえなかった……………

って普通の学校より終わるの遅くない?

だって、普通なら12時までには終わってるよね?




キィーーーーー、キィーーーー

近くの公園のブランコの揺れる音がする
あの公園に人がいるなんて珍しい
草が伸びまくり、遊具もブランコぐらいしかない古い公園、私はそこが大好きだった。誰も人がこなくて落ち着く場所だった

ドンッ

明結「うえっ‼︎」

公園の横を通り過ぎようとした時後ろから誰かに抱きつかれた、その手が喉に当たってすごい息苦しい

?「お姉さん何年生すか?」

うわ、今日は本当についてない………人から話しかけられるなんて、しかも、答えなきゃ手、離してくれそうにないし


明結「高1だよ。てか、手離して」

?「へー、やっぱり高校生なんっすか、で、名前はなんていうんすか?俺は寺本俊っていいます」

離してくれないのね。てか、離せよ‼︎教えてやったじゃないか何年生かって

明結「中園明結、ほら、名前言ったから離して」

俊「明結さん、いい名前っすね」

パッ

あ、手離れた。よし‼︎ダッシュで逃げるか‼︎

だーーーーーー

俊「あっ!明結さん待ってくださいよ‼︎」


無視‼︎とにかく今は逃げる‼︎



そのまま、家に到着〜

明結「ただいま〜って家には誰もいないんだけどね」

明結の声は真っ暗な部屋にただ響くだけでした
/ 191ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp