第5章 冬「明結が僕の物になる話だよ」明「違う‼︎」
誠「いっただきまーす‼︎」
明結「いただきます」
パクッ
な、何このオムライス………ほっぺが落ちそうなほど美味しい‼︎
誠「やっぱし冬也の飯はうまいなぁ‼︎」
冬「ありがとう。明結さんはどうでしたか?」
びっくりしすぎて無表情で固まっている私に威土弟が少し首を傾けて聞いてきた
明結「お、美味しい。どうやって作ったの?こんな美味しいオムライス………」
冬「作り方ですか?別に普通に作ってるますよ。」
普通に作ってる⁉︎普通に作ってるのに何でこんなに美味しいの⁉︎
誠「ごちそーさん。なぁ明結、あそぼーぜ‼︎」
え、いや、私まだ食べてるから、、、
てか、どうやったらそんなに早く食べれるわけ⁈
冬「誠也、しっかり噛んで食べたか?いや、そんなに早いんだほとんど飲み込んだな?」
誠「し、しっかりとか、噛んで食ったぞ………」
あぁ、ここでは兄よりも弟の方が強いんだ
そんな事を思いながら威土弟が作ったオムライスを次から次へ口に運ぶ。その後ろで正座させられた誠也が威土弟に怒られていた
冬「前から僕言ってるよね?ご飯はよく噛んで食べてって。覚えてない?」
誠「ご、ごめん。これからはちゃんと噛んでから食べるからそんな怒るなよ」
まぁ、私には関係ないか。
う〜ん、レストランの料理より美味しい〜