第5章 冬「明結が僕の物になる話だよ」明「違う‼︎」
明結「い、家に帰りたくないからブラブラしてたら、、、知らないとこに来てて、、、」
ううっ、笑われる。絶対笑われる、、、、
冬「そうでしたか、うーーんそれでは明結さんは迷子ということですね?」
た、確かにそうだけど、、、、って笑わないんだ。絶対笑われると思った………
明結「う、ん。そうだけどそんなにはっきり言わなくてもいいじゃない、、、」
フルフルフル
ん?威土弟の肩なんか震えてないか?
後ろを向いているから顔はわからないけどもしかして、笑ってる⁇
冬「ぶっははははは」
ふ、吹き出した⁉︎
冬「やっぱり無理、明結さんの為に笑わないでいようかと思ったけど、家出したのに迷子ってっはははははは」
笑すぎでしょ⁉︎
明結「そんなに笑わう⁉︎てか、早く離れて‼︎」
いつまでくっついているつもり⁉︎
冬「ご、ごめ、はははは 」
むぅ、何でそんなに笑うかな⁈確かに迷子になったけどそんなに笑わなくても‼︎
威土弟から離れることができ威土と一定の距離をとって私は考えた今日何処で夜を過ごすかを…………
どうしようか、まず家には帰れないな山峰が怒ってるからな…………ホテルでも借りようかな?
冬「明結さん、今日はどこで夜を過ごすか決まっているんですか?」
明結「………決まってない。でも!ホテルに泊まろうかと思ってたとこだ‼︎」
”そうですか”と威土弟はいって何か考えた顔になった
冬「明結さん、よろしければ僕の家に来ませんか?」
明結「え?」
冬「ですから、ホテルに泊まるのなら僕の家に来ませんかと聞いているんです」
嫌だ。
絶対嫌だ。だけど、ホテルに泊まるのは無理かもしれないし……そっちの方がいいのかな?うーでも、こいつと一緒に居てるのは……
明結「………ら…………く」
冬「ん?」
明結「私に何にもしないなら行く」
冬「じゃあ、僕についてきて」
嫌だけど、ホテルには人が今よりもいる、、、だったらこいつの家のがマシか…………