第11章 。✴︎。抱きしめてぇー。✴︎。
誠「おい!逃げんなよ!」
明結「やーー‼︎来ないでー!」
なぜか私は今、誠也に追いかけられてる。
まぁ、逃げなくてもいいんだけど、いいんだけどね!誠也の顔が怖い‼︎‼︎
今つかまったら殺されそう‼︎
誠「…っしゃー‼︎捕まえた」
ふわぁ‼︎
そうこう言ってるうちに捕まったよ〜( ; ; )
明結「キャーーー!ヤダ!殺さないでー!」
誠「はぁ⁉︎俺がお前を殺すわけねぇーだろ‼︎お前の事好きなんだからよ‼︎……あっ。」
明結「……へ?」
…………す……き……?
誠「だーーーー‼︎ったく何でこーなんだよ⁉︎」
頭をガシガシとかいてうずくまる誠也。
私の頭は機能停止状態でボーッとつったったままだった。
パシッ!
誠「うっし‼︎」
ビクゥ‼︎
え?え?何で顔叩いたの⁉︎
誠「今、ここで言うのもなんなんだけどさ……」