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1人の姫と4人の王子

第10章 *・゜゚・*:.。.最後の… .。.:*・゜゚・*



ふぁー、眠い……

お腹いっぱいになったら眠くなってきた……


明結「ねぇ、冬也教室戻らないの?午後の授業始まるよー?」

寝っ転がってる私の隣で本を読んでた冬也に聞いた。
読書とか、すごいね。私だったら1ページ読めるかどうかわかんないや


冬「んー、明結と一緒にここに居てるのも悪くないね。」

いや、私的には戻って欲しい…


明結「で、でもさ、誠也が心配してるかもよ?いつも授業はちゃんと受けるf……」ドサ

え?えーっとこれは何の冗談でしょうか?

私は冷たい屋上の床に押し倒されてしまいました。
うん、これ、危ないかな?
逃げた方がいいよね?


明結「冬也、何がしたいの?早くそこどいてくれないかな?」

冬「ねぇ、明結は僕の事嫌い?」

冬也は小さな子供のように首をかしげ聞いてくる

嫌い?
私が冬也の事を?


明結「そんな事ないけど、、」

冬「じゃあ、好き?」

うっ、別に好きでもないんだけど。


冬「僕だけを信じて、僕が助けてあげるから。だから、一生僕についてきて?」

・・・・・・・・・・ん?


明結「はい?」

意味が全くわかんないんだけど……
だ、誰か通訳してーー‼︎‼︎


明結「ごめん、意味がわかんない」

はぁー、っとため息をひとつついてじっと私の目を冬也は見つめてきた


冬「僕は明結が好きだよ。僕と一生一緒にいてほしい」

あの、えと、つまり、


明結「告白ですか?」

冬「そのつもりなんだけど。それで、返事は?」
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