第9章 **・*・✴︎昔に戻ろう?(妖笑)✴︎・*・**
バシッ‼︎
明結「女子相手にハサミなんている?弱い者虐めしてるだけにしか見えないよ。後、ハサミぐらいでキャーキャーキャーキャー言わないで。うるさいから。」
思いっきり冬也の頬を叩いた。
だって、うるさかったんだもん!あ、後ウザかった。
冬「…………ねぇ、僕からじゃなかったら話していいんだよね?」
明結「え?」
私が叩いた頬をおさえて俯きながら呟いた。
ん?どう言う事でしょうか?
私は別に喋りかけるなっていった記憶ないよ?
ギュッ
冬「明結。愛してる、愛してる愛してる。僕は狂いそうなほど君が好きなんだよ……僕を避けないで………」
私を抱きしめて耳元でボソボソと冬也は呟いた。
私にしか聞こえない位の声で。
この時何故か私は冬也を突き飛ばす事が出来なかった。
キーーンコーーンカーーンコーーン
誠「冬也‼︎チャイム鳴ったから席つけ‼︎」
冬「…………明結、今日はテストの日だからね(ボソッ」
ん?テスト?
今日はテストなんかあったっけ?
テスト……テスト……
”冬「はい、僕も結構学力には自信があるんです。その時に、僕と学力勝負をしましょう。」”
…………………そういや、そんな約束したな……