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1人の姫と4人の王子

第9章 **・*・✴︎昔に戻ろう?(妖笑)✴︎・*・**



明結「ふぁぁあぁぁ」

大きなあくびをしながら階段をおりていく。
もう、用意はばっちりできてるし山峰にどうこういわれないっしょ‼︎


明結「山峰ーご飯はー」

山「ん、机置いてるから食え。あぁ、あと俺も一緒に学校行くからな?」

明結「はーい」

まぁ、一緒の方が怖くないしいいか。

マーガリンとハチミツののったトーストを食べる。
うまっ!焼き加減が最高‼︎

………てか、こういうのって普通親がするよね?
うちの親って私の事どう思ってるんだろ?

はぁ〜、もう何年帰ってきてないかな?
確か最後に会ったのって中学校の入学式だったなー
私の事どうでもいいのかな?
……………………

あー!しっかりしろ私‼︎マイナス方向に考えすぎだ‼︎

自分に言い聞かせご飯を食べ終える。


明結「ねぇーまだ行かないのー?」

完璧に用意終わったんだけど……
もう靴も履いちゃったよ‼︎
何分待たせるんだよ、山峰遅すぎ!


山「ちょ、ま、うお‼︎」

バタンッ

うっわ、痛そー
絶対こけたよ、え、てかどこでこけたの?

廊下の奥から聞こえてきたんだけど……

廊下って………平らだよ??


山「すまん、待たせた」

明結「あ、いや、うん。大丈夫?色々と……」

山「あ?あぁ、大丈夫だ」

あの後も何回か色んな音が聞こえたよ。

ドサッとかバンッとか……
1番怖かったのはグサッって音。
何?何なの?何の音なの?

グサッって、グサッってなに??

何か刺したの?いや、刺さったの?
めっちゃ怖いんだけど……

まぁ、でも聞かないことにした、山峰が珍しく疲れてたから。


明結「何で前はあんなに早かったの……」

山「あれは、先に用意してたからだな。」

あー、確かに今日は家着だったね。
でも、着替えるのにそんなに時間かかるか?
しかも、グサッって音いらなくね?

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