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1人の姫と4人の王子

第8章 。。✴︎嫌な過去✴︎。。


明結「私が中学生の頃………」

中学生の頃は向井雪菜って子が親友だった。
他にも仲が良かった子はいたけど、ずっと雪菜といた。

2年生の二学期の中間ぐらいまでは学校がすごく楽しかった。。。

ある日、朝学校に行った時から私の地獄は始まった………



*・゜゚・*:.:*・'回想シーン'・*:.:*・゜゚・*

(ここからは主人公の中学生の話に変わります。王子四人は全くと言っていいほど出てきません)

ガラガラガラガラ

明結「おはよ〜雪菜〜」

雪「っ‼︎明結来ちゃダメ‼︎‼︎」

明結「え?」

雪菜……遅いよ……

机いっぱいに黒い線がある。

(死ね ウザい キモい いきんなよ 大嫌い)


明結「ねぇ……どうなってるの……?」

怖い。

その言葉が私の頭の中をグルグル回る


雪「……私が来た時にはもう、こうなってて……」

明結「雪菜……私……誰かに嫌われてるって事だよね?」

私、何かしたかな?
記憶にないんだけどな……

怖い。怖い。怖い。怖い。

私は独りぼっちになっちゃうのかな?
皆、私から離れて行っちゃうのかな?

ヤダ!独りはヤダよ‼︎
独りは寒いもん。。。

体がどんどん冷たくなっていくように私は感じた。


ギュッ!

あれ、暖かい……?

あ、雪菜が抱きしめてくれてるんだ……

雪「明結!大丈夫‼︎大丈夫だから‼︎私は絶対明結の味方だから!そんなに悲しい顔しないで?」

明結「っ、雪菜。ありがとう……」

雪「ううん、私を信じて」

明結「……うん。」


嬉しい、私は絶対独りにはならない。
そう思った……
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