第6章 誠「明結が俺の物になる話」明「双子で同じ事すんな‼︎」
〜誠也〜
明結「いや‼︎触らないで‼︎私に近づかないで‼︎」
明結が叫んだ。
何があったんだ?あいつが何かしたのか?ニヤッとわらったように見えたけどそれだけだぞ?
先「なんや?中園どないした?大丈夫か?」
あっ!俺が明結に言いたかったのに!
先生の奴とりやがった!
雪「明結大丈夫?顔色が悪いよ?保健室に行って来た方がいいんじゃないかな?」
確かに顔色が悪い…
大丈夫か明結?
喋りかけたいけどほっとけって言われてるから喋りかけづらい……
明結「大丈夫だよ雪菜。ほら、もうすぐ1時間目始まっちゃうよ、先生に席を教えてもらわないと」
先「あぁ、そやな。向井、お前の席は柳沢の隣や。」
雪「はい」
キーーンコーーンカーーンコーーン
チャイムが鳴った。
そういや、明結は人嫌いだったな。だからあんなに転校生が近づいてきた時怒鳴ったのか!
あとで、明結を誘って転校生のとこに行こう。
明結には友達がいていい事もあるって事を知って欲しいからな……俺は……
先「じゃあ、理科の先生くるまでなかよーしてな」