第5章 入学ッ!
50m走
「こ、こんにゃろおおおおおおおお」
ダダダダダダ
「6秒59」
(うーん中学んときと、)「変わらん!!」
(うむむ、どうしよっかなー…わたしの『妖精』を活かせそうなのは持久走くらいかなー
約3、4cmサイズで時速40kmやから、分速670mくらいか…
1キロやったら約1、5分やな…って持久走だけできてもあかんやん!!
あわわ、どうしよ!!)
そう考えているといつの間にか握力でわたしの番がきたみたいだ
麗「みわちゃーん!」
「あ!はーい」
「お茶子ちゃん握力どうやった?」
「ぜんぜんできんかった!みわちゃんはどう?自信ありって感じ?」
「うーん女子の平均は超すなー」
「すごい!ガンバレ!!」
「ふんぬっ」
握力計をグッと握りしめる
それを見ていた男子勢というと
上「やっぱさー来露ってかわいいよな」
峰「でも、おっぱいあんまないよな」
切(来露初日からかわいいかわいい言われてんな…笑
…でもあの笑顔向けられたのはクラスでまだ俺だけ…か?)
轟(すげえ顔。)
たしかにみわは握力のときえげつない顔をしていた
みわの結果は32kg
「!2kg上がった!!」
こんな調子で7種目を終わらせ残るは最後の持久走…
(さっきのボール投げで緑谷くんがすごい記録だしちゃったからなーこのままだと最下位はわたしかも…やばいやばい!大記録ださな!!)
飯(このままだと緑谷くんより彼女のほうが危ないのではないか?)
轟(来露、個性使わねぇのか?)
爆(はよ個性つかえや)
個性をだすことを期待されながらみわは
(緑谷くん大丈夫かな)と考えていた