第5章 入学ッ!
春 それは高校生活の始まり!
「いってきまーす!」
わたしは雄英高校1-Aの生徒となった
雄英高校
「着いたはいいけど………ここどこ!!?
あっちゃー初日から迷子っ!」
(あ!人みっけ!)
「すいませーん!あのっ1-Aってどこですか?」
「…おまえも1-Aなのか?」
「おまえ『も』ってことはきみも!?わたし来露 みわ、よろしくね!」
「…ああ、轟 焦凍だ。…何処かわかんねぇんだろ、ついてこればいい。」
「!あ、ありがとう!!」
(おおーイケメンさんだー)
「ねえ!轟くんって推薦??」
轟は肯定の意味を込めて頷く
「…なんでそう思った」
「だって轟くん一般入試のときいなかったでしょー?」
ヘラっと笑いながら言っているが、かなり記憶力はいいようだ
「ああ、確かにそうだな……着いたぞ」
「え!はっ!ありがと!!」
と言ってハイテンションで教室に入ろうとして
異様にでかいドアのレールにつまずいていたことは
「フッ」(見てねえふりでもするか)
「っ!いま轟くん笑ったよね!見てたよね!!
え!?そんな顔そらすほどおもしろかった!?」
「フッ」
「え?また笑ったよね!?記憶から消してー!!!」
と顔を赤くしてうったえる みわを見て
(やっぱり見てねえふりはむりだな…)
と思った轟だった…