第3章 試験!
こうして進み出した みわは一旦、上から仮想敵をさがすことにした
上から見ると敵はスタート地点に向かってどんどん進んでいっていた
そのなかでも敵の集まっているところを見つけ、そこへ全速力で向かっていく
(よく聞こえる爆発音はバクゴーくんかなー?)
こうして着いたところには敵が大量にいる
(どっからこんなお金出てくんだろー?さすがだなー…っていうか急がねば!)
そう考えている間にも敵はどんどん進んでいってしまう
(ま、やっちゃいますかー!!)
こうして みわは敵に近づき…さらに小さくなった
そして敵の中に入り、懐中電灯を取り出し、中を見る
(思ってたより簡単な作りだ!でもやっぱ1台作るのにお金はかかるぞー!)
いつまでもお金を気にする みわだった…
中を見終わるとチョキンチョキンと線を切ったり、ネジをはずしていく
するとあっという間に敵は壊れていき、
これで敵の構造を知った みわはどんどんと他の敵も壊していった
これは機械系に強かった父と祖母から教わった方法
「ふーっ、こんなもんかな!もっとはやくできるようになんないと!!」
こうして通常サイズにもどった みわの前には壊された敵たちがたおれている
(あとちょっと!がんばろー!!)
こうしてまた みわは小さくなり、空へと進み出した