第3章 お手伝い
キーンコーンカーンコーン
『さようならまた明日ではっっっ!!!!(早口&ノンブレス)」
「逃がさねえよガシッ」
「お願いしますまだ死にたくないです」
「いい加減諦めろ。遅刻したのが悪いんだろ」
『くそ自分は関係ないからって…』
「関係ないし」
『知ってた』
逃げれなかったよ。バレー部行ったら絡まれそうじゃん。やだよ。こうなったら…
『だめ?(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)』
「うっ…てかなんでそんなに嫌なんだよ」
「バレー部彼氏いるんですう」
「あっリア充おったこれは爆発させなくては(真顔)」
「ごめんなさいちゃんとやりますから許して」
負けてるじゃん…諦めるか
『もーいーですよっ何すんですか!』
「いやいじける振りするなよ。いやちょっとdrinkフリフリするだけだから。ちょっと多いだけだから」
『あんれえそれがスポドリのことにしか思えない』
「てかdrink発音いいっすね。スポドリなら作ったことあるから(無いけど)大丈夫でしょ」
うん。無いけどね
…
「今日は2人が作ってくれるらしい。お前らお願いしとけよ」
「「お願いしゃす!!!!」」
「えっあっあっはい。こちらこそお願いします…?」
『お願いしまーーす!!国見覚えとけ(小声)。丁寧に作りますね!』
「(なんかやばいの聞こえた気がする)」
『雪乃ったら初々しいしいですわね』
「あらまあ大きな声でしたこと。女子ではないのでわ無くて?」
『うるせ貧乳が』
「貧乳はステータスじゃボケ。ところでスポドリって粉入れて水入れて振るだけだよね?」
『調べたら760mlに74gの1L用が丁度いいんだって。…細けーよバシィィ』
「えーどうする?半分でいいよね?」
『これ500mlだしね。はんぶんでいっか。特別にすんの面倒だし』
「まあちょっと少なめぐらいでいーよねー」
『大丈夫大丈夫』
しばらく
「多いわっ!!!!」
『めっちゃ疲れたんですけど?!何人いんのッ!?』
…
「休憩でーす多分」
『スポドリ作ってきましたー』
「おーありがと。お前らー!休憩とれ!」
「「はい!」」
「アレっ?!それ俺の仕事!」
無視するか。うん
「なあ紅月。ちゃんと作った?」
『作りましたよー?どうぞー( ̄∀ ̄)』
「(嫌な予感)」