第1章 呪術 禪院直哉
幸せな日常が急に終わりを迎えた。
「やっと見つけたわぁ…会いたかったで」
「えっ…直哉っ…どうしてっ?!」
数年前に、別れた直哉が急に家にやって来て此方を見てニヤッと笑って家の前に立っていた。
「いやぁ…大変だったわ。あっちこっち探し回ってたんやで…やっと見つけたと思ったら結婚してるんやもん…妬けるわぁ…」
「今さら…何しに来たの?」
「今まで会った女の子の中で一番セックスの相性良かったから、またやりたくて探してたんや……せやから、今からヤラせてくれへん?」
「はっ?!…ちょっと、こんな所で変な事言わないでくれる?!」
人目のある昼間の住宅街で、とんでもない発言をした直哉を思わず家の中に入れてしまった。
家の中に入ると直哉はニヤリと笑って私の腕を掴み、後ろからドアに押し付けて服の端から手を入れてブラのホックを外し胸を直接触ってくる。
「やっ、やめてっ……」
「やめるわけないやろ〜、何年待ち望んとったと思うとん?」
そう言って、胸を揉みながら膝でスカートの下を刺激された。