第4章 窓からの景色
「紗奈ちゃん、おっぱいにも僕のマーク付けようねぇ♪」
身体の向きを変えられ、胸元を舌でなぞり色んな所に歯型を残す。
乳首がちぎれるのではないかと思うほど齧られた事もあった。
「もう僕のこんなに大きくなっちゃった♪ 紗奈ちゃんもいいよね? さ、そこに手をついて?」
再び窓の方に向けられ、腰を掴まれ濡れてもいない中へと勢いよく押し込まれる。
「ふっ、ぐぅ……」
「相変わらず、キッついねぇーでも、気持ちいいよー?」
腰を打ち付けながら、肩に歯を立て満足そうに言う。
「なんだか、いつもよりキツいような気もするけど……」
「……そう、ですか?」
隣の部屋のカーテン越しにいる孝支。
私は孝支に見られながら、好きでもない人とセックスをしている。
そんな非現実的なことに、少なからず私は興奮していたのかもしれない。