第7章 ⋈* 癒し系幼馴染。
「…雨衣。可愛い。」
「いきなり?」
「ふふ、だって凄く可愛いから。」
にこにこ笑って言う。
ベッドに2人ならんで座ってると、空が私に深い方のキスをした。
「まっ…」
「待てないよ。」
その言葉に、もっと、
ぎゅっ、と求める様に抱きつくと更に深くキスをする。
「ん……ッ。」
唇が離されると、はぁ、はぁ、と吐息が乱れる私を今度はもっとキツく抱き締め返してくれる。
気が付けば、2人ベッドに転がっていた。
「…俺…もう止まれそうに無いかもしれない。」
「それでも…許して?」
「…雨衣…大好き。」