• テキストサイズ

星に願いを

第3章 3.好き嫌い





智「ん、やっぱうめぇな」

『うん、おいしいね』


二人でキャンディを舐めながら、
帰りの道をゆっくり歩く




智「オイラさ、二宮くん好きだねぇ」

『え、そっち?智くん、そっち?』

智「ちげぇわ!ふふっ…普通に」

『へぇ……そうなんだ』



智くんと二宮くん

あんまり話してなかったけど、うーん
二宮くんと智くん……合うのかな、話





智「なんか、おもしろそうだもん彼」


『そう?
う~ん……おもしろいっていうかね、
二宮くんはね、ちょっと意地悪なんだよ
あ、でも優しいとこもあって、
今日なんてね?筆記用具とか貸してくれて

あ、でもシャイなとこもあって…智くん?』




話してる途中に智くんがキャンディを
噛み砕きだしたのに気づいて話を止めた


なんか、不機嫌オーラでてるよね?(笑)




智「オイラ、やっぱ二宮くん嫌い」

『なに、どうしたの。智くん。変だよ?』

智「人間、好き嫌いはあんの。でしょ?」



でしょ?って言われたって……



『好き嫌い……は、良くないものです!』


そう言って、家まで走っていった。

/ 101ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp