第9章 桜の樹の下で 加州清光②※R18
とめどなく溢れた蜜液が加州の指に纏わり付き、ぐちゅぐちゅと淫靡な音を立てている。
「身体は正直だね。ほら……もっとしてって啼いてるみたいだ」
加州の指を咥え込む蜜口はさらなる愉悦を求め、ひゅうがは腰を揺らす。
「あぁっ……!」
「こんなにギュって締め付けて……可愛くて厭らしいひゅうが、もっと気持ち良くしてあげるね」
加州は舌の動きを止めることなく、ぐにゅぐにゅと花芽を押しつぶしては強く吸い上げた。
花芽を舐められながら激しく蜜口を掻き乱され、あまりの気持ち良さにひゅうがの身体は絶頂へと駆けていく。
「清み……つ、あっ……や、んんっ、ぁあ……きよみつ……っ!」
加州の名を呼びながらひゅうがの身体がびくびくと痙攣する。
彼女の身体を甘い愉悦が走り抜け、身体から力が抜けていく。
加州がようやく指を抜くと、それと同時にひゅうがの身体が力なくその場に座り込みそうになるが、加州はひゅうがの身体を抱き締めた。
「まだ、だよひゅうが。これだけじゃ、まだ足りないでしょ」
加州はひゅうがの脚を開かせ片足を持ち上げると、達したばかりの蜜口にすっかり昂った自身の猛りをあてがった。