第2章 最強の味方
、
、
、
菅「あ、時間。急いで片すべ!」
バタバタと3人が走り回る。
わたしはカバンの中からおにぎりを取り出し、片付け終えた3人とスガ先輩に『はいどーぞ』と、渡す。
4人は嬉しそうに笑い、おにぎりを頬張った。
食べ終えた日向くんと影山くんは外へ出て行き、空いてるスペースで練習を始める。
しばらくすると、ぞろぞろとバレー部の部員が体育館へ入ってきた。
テキパキと準備が始まり、澤村先輩が集合をかける。
澤「今日から1年の仮入部が始まる。1年生前に。」
すらっとした長身の眼鏡をかけた子と、ぴょこんと髪の毛が跳ねてるそばかすの子が前に立ち、自己紹介がはじまった。