第13章 合宿 最終日
案の定、烏養さんは“俺に話じゃなかったんかい!”って言ってる。
わたしは手で拝むようにしてごめんなさいした。
直「ふはっお前ら面白いな…んんっ。うちにはマネージャーいないから、いつもは1番下の学年が交代でやってるけど、今回は各自っぽいな」
『なるほど…。あの、生意気だったら言ってください。』
直「ん?」
『せっかくの試合なのに、時間割くの勿体無いって思いませんか?』
直「え?まあ、そうだな。」
『じゃあ、わたし雑用やりますね。たくさん試合してもらいたいし!』
直「…へぇ、気がきくね。でもいいの?他の仕事は?」