第11章 合宿3日目
ドキドキはするけど、なんか安心感もして居心地がいい。
大「ん?」
『…なんか、落ち着きますね。大地先輩のここ。』
大「ははっそうか?」
そのまま大地先輩の胸にもたれてパピコを食べる。
自然と目線は空へ。
『星きれい…』
大「…本当だな」
2人でぼーっと空を見てると、合宿所の中からバタバタと走る音と叫び声が聞こえた。
大「はぁ…」
合宿所を見てため息をつく。
わたしはソッと離れると、大地先輩は立ち上がって中へ。
「コラ!走ってんのは誰だ!!?」
そんな声が聞こえてきて、わたしはくすくすと笑いながら2人で見ていた空を1人で見上げた。