第16章 雑誌発売
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-翔Side-
「はぁー!!
スッキリしたぁーー!!
もうこんなおふざけしない方がいいよ
…身が持たないと思うからっ♪」
バサッ
うずくまる俺らの前に投げられた週刊スポーツは
丁度ニノのページを開いた
嵐「………あっ、」
『あなたにとってスポーツとは?』
『スポーツ?
俺にとって、感動を与えることのできる
人生の生き甲斐みたいなもんだよ』
和「…すいませんっ…
そんなこと、一度も思ったことありません」
雑誌のニノのキメ顔だけが
この空間で異質な空気を漂わせていた