第4章 4~#name5#目線~
ユミとアサネだ。
マジで今日も来たか。
てか....、アサネって何だかんだ言ってユミの事好きだよな。
ん?ユミ、誰を見てる?
野球部の集まり?
ああ、そういや元カレが野球部に居るっつってたな。
まだ........、好きなんかな?アイツ意外に一途やし。
そう色んな考えを巡らせながら運動場を走る。
15分間走って、やなんだよな。
ゴールが見えねぇから。
頑張って頑張って走り続けても、終われない。
しかも、何か時間がアレなんか俺がアレなんか知らんけど、いっつも中途半端に終わる。
だから、15分間走は嫌いだ。
「あ」
アサネがユミに声をかけている。
2人は........、体育館裏に行ってしまった。