第1章 結婚したいのは誰?
相葉side
今日は、VS嵐に松兄がゲスト!ちょー楽しみ!だったのに…
天の声「松岡さんが結婚したいのは、櫻井さんだそうです。」
はい?なにそれ!番組用ってわかってても、ショックで、その後はあんまり松兄を見れなかった。そんな俺にいち早く気がついたのは、やっぱりにのだった。
収録の合間に、「相葉さん、あれは企画なんだから。松兄の本音じゃないんだからさ。」とフォローしてくれた。
収録は、滞りなく終わった。楽屋に戻り、帰り支度をしていると、松潤に「相葉さん、大丈夫?」と声をかけられた。にのだけじゃなく、メンバーみんながあの瞬間、「あ~あ…」って思ったらしい…あーみんなごめん。
松潤に「大丈夫だよ。気にしてないから。」と伝えると、「え?本当に?俺は気にするけどなぁ。」と言われた。松潤が気にする?ん?
「だって、翔くんあんなに嬉しそうにしてさ。なんかヤダ」なんてむくれてるし。ちょっと可愛すぎだろ。ってゆーか、俺の心配はどこ行った?(笑)
「ヤダって(笑)俺の心配してくれてたんじゃないのー?」
「あっ、ごめん。相葉くんこの後は仕事ないよね?久々に飲まない?」
「おっ、いいね!なんか、今日は飲みたい気分だし。どこ行く?」
「じゃあ、うちで飲む?その方がゆっくり出来るし。明日はオフでしょ?俺もオフだからさ。」
「よーし!今日は、のもー!」
なんて話をしていると、松兄が「お疲れー!今日は、ありがとなー!」と帰り支度を終え俺らの楽屋に顔を出した。そのまま、翔ちゃんと何か話し始めた。
そんな二人を見て、松潤が、そーゆーことなんで、翔くん、松岡くんお先に!と俺を引っ張って行った。
翔ちゃんと松兄が「え?おい!潤!」、「おい!まー?」と声をかけてきたけど、そのまま置いてきてしまった。
「松潤?翔ちゃんいいの?」と聞くと、「いいの。たまには、焦らせないとね。」とニコニコしてた。松潤…笑顔が怖いよ((( ;゚Д゚)))
まぁ、俺も今日は松兄に会いたくなかったし、いっかな。今日は、飲むぞー!と松潤の家に向かった。
この時、翔ちゃんと松兄が焦りまくっていたことには全く気がついていなかった。