第8章 轟焦凍:オリジン
爆豪「てめェ虚仮にすんのも大概にしろよ!ブッ殺すぞ!!俺が取んのは完膚なきまでの1位なんだよ!舐めプのクソカスに勝っても取れねえんだよ!デクより上に行かねえと意味ねえんだよ!!勝つつもりもねえなら俺の前に立つな!!何でここに立っとんだクソが!!」
『…焦凍くん……焦凍くん…!!!』
緑谷「負けるな頑張れ!!!!」
乗り越えて……焦凍くん……!!
爆豪は轟に向かって飛び込んだ
ドオオオオオン!!!
プレゼント・マイク《麗日戦で見せた特大火力に勢いと回転を加え、まさに人間榴弾!!轟は緑谷戦での超爆風を撃たなかったようだが果たして…》
煙幕が晴れていく
場外に壊れた氷と気を失っている轟の姿があった
爆豪「……は?……は?」
爆豪はヨロヨロと立ち上がり轟に向かって歩いていった
爆豪「オイっ…ふっ…ふざけんなよ!!こんなの!!こんっ…」
爆豪はミッドナイトの個性で眠った
ミッドナイト「轟くん場外!!よって―――…爆豪くんの勝ち!!」
プレゼント・マイク《以上で全ての競技が終了!!今年度雄英体育祭1年優勝は―――…A組爆豪勝己!!!》
『…………』
―――――
眠っていた彼らが目を覚まし、表彰式となった
ミッドナイト「それではこれより!!表彰式に移ります!」
耳郎「何アレ…」
切島「起きてからずっと暴れてんだと。しっかしまーーー…締まんねー1位だな…」
1位の表彰台に乗った爆豪は手や体を鎖で巻かれ固定されていた
爆豪「ん゙ん゙〜〜〜!!!」
ミッドナイト「3位には常闇くんともう1人飯田くんがいるんだけど、ちょっとお家の事情で早退になっちゃったのでご了承下さいな」
蛙吹「飯田ちゃんハリキってたのに残念ね」
試合観戦中に飯田が電話を終わらせ戻ってきた時
飯田《麗日くん緑谷くんくん…突然だが僕は早退させてもらう。兄がヴィランにやられた》
そう言って早退していった
『お兄さん…無事だといいね…』
緑谷「うん…」
ミッドナイト「メダル授与よ!!今年メダルを贈呈するのはもちろんこの人!!」