第6章 番外編:救え!救助訓練!
麗日「デクくんやったね!」
蛙吹「お見事よ!」
緑谷「ありがとう、みんなのおかげだよ。それに…」
麗日「ん?」
蛙吹「ケロ?」
緑谷「僕の作戦を瞬時に理解し、最大級の爆発でヴィランを吹き飛ばした。(やっぱり君はすごい人だ)」
ヴィラン「う…動けん…」
爆豪「トドメだクソヴィラン!」
ヴィラン「ま…待て…私…私………私が来てた!!」
もぎもぎの粘着でマスクを取ったヴィランは
爆豪・緑谷「オールマイト!!?」
オールマイト「ナーハハハハハハ!実はちょっとしたサプライズ的にヴィランが出た際の救助訓練をと思ってね!ほら、前あんなことが起きたばかりだし、いやしかしみんな思いの外てきぱきしててさすが雄…え…」
A組はオールマイトを無言で見下ろしていた
オールマイト「ハハハ……何か…すいませんでした」
「「「「やり過ぎなんだよオールマイト!」」」」
『オールマイト…』
轟「…苦しい」
『焦…凍、くん…』
抱きしめていた手を離すと立ち上がった
緑谷「轟くん!」
爆豪「てめェもこのクソサプライズ共犯か!」
轟「……悪かったな」
『……生きてる…』
轟「え…」
『よかったぁ……生きてた……よかった……っ』
ポロポロと出る涙を服で拭っていた
轟「わ、悪かった本当に……」
麗日「ちゃん泣いちゃったじゃないですか!オールマイト!」
オールマイト「え、泣い…!?」
轟「………ごめんな」
轟はの頭を撫でながら抱きしめた
『うぅ…っ…何ともなくてよかったよぉ……!』
葉隠「(少女漫画だ……!)」
上鳴「(幼馴染ポジうらやま〜…)」
麗日「(あんなに優しい顔の轟くん、初めて見たかも…)」
爆豪「(イチャコラしてんじゃねぇぇぇ〜…!!)」