第28章 開催文化祭!!
『えぇ!?あのヴィラン動画配信者と戦った!?』
緑谷「うん…文化祭に忍び込もうとしてて…」
『動画で言ってた「社会全体に警鐘を鳴らすことになる」って、そういうことだったんだ…。少し嫌な予感してたけど…本当に当たるとは…』
緑谷「何とか食い止められてよかったよ」
『デクくんのおかげで文化祭成功したんだね』
緑谷「いや!そんな大層なことは…」
『ううん、ちゃんと文化祭出来てよかった…。エリちゃんの笑顔も見れたし……私も…楽しかった』
緑谷「さん…」
『楽しくて、楽しくて、ドキドキが止まらないの…!こんなこと初めてだよ…!』
緑谷「…!(いつも少し寂しそうな…無理して笑ってるような感じだったけど…今のこの笑顔は…心の底からの笑顔だ…)」
『デクくんはやっぱりヒーローだね』
緑谷「えっ…?」
『ふふっ』
緑谷「… さんもヒーローだよ」
『…!デクくんが困った時は…私が助けるね。だから呼んで?困った時はいつでも』
緑谷「ありがとう。僕も、さんが困ってる時はいつでも助けるよ!」
『うん!』
上鳴「何なに、2人ともそういう関係なの?」
『わあっ!』
緑谷「上鳴くん!」
切島「エリちゃん見送るって言って帰って来ねぇからさ、心配して…」
『ごめんごめん』
上鳴「俺だってがピンチの時はいつでも助けるぜ〜?」
『ありがと、私も上鳴くんがピンチの時は駆けつけるよ!』
上鳴「可愛いなぁは」
『え、何で?』
切島「帰ろうぜ〜、楽しかったけど…疲れたあ〜」
『ふふっ、だね!』
―――――
11月も下旬に差し掛かる頃
教師寮にエリちゃんがいた
相澤「雄英で預かることになった」
緑谷「近い内にまた会えるどころか!!」
『そうなんだぁ〜!』
麗日「わー!エリちゃんやったー!」
蛙吹「私、妹を思い出しちゃうわ。よろしくね」
エリ「よろしくおねがいします」
緑谷「どういった経緯で…!?」
相澤「いつまでも病院ってわけにはいかないからな」
相澤と通形は緑谷たちを外に呼んだ
相澤「エリちゃん、親に捨てられたそうだ。血縁にあたる八斎會組長も長い間意識不明のままらしくて、現場寄る辺がない」