第21章 番外編:二人の英雄
『わぁぁ〜!!』
ヒーローコスチュームに着替えてI・アイランドへ足を踏み入れた
『すごい…!賑やかだね〜!』
轟「迷子になるぞ」
『ならないよ!』
轟「まずは…」
『あ!美味しそうなお店発見!行こ!焦凍くん!』
轟「お前さっき弁当食ってなかったか?」
『スイーツは別腹!』
美味しい物を食べたり、パビリオンやパフォーマンスを見て回った
ドォン!!
『わっ!すごい音…何だろう』
轟「ヴィランアタックって書いてあるな」
『見に行こうよ!』
轟「あぁ」
岩にヴィランに扮しているロボをどれだけ早く破壊できるかの対決だった
『へぇ〜!やってみる?』
轟「そうだな。いいんじゃねえか?」
『じゃあ2人参加っと!』
飛び入り参加もOKということでエントリーした
司会者【これはすごい…!クリアタイム15秒…トップです!】
ドォン!!ドォン!!
『前の人すごい音…!』
司会者【これもすごい!16秒!第2位です!】
轟「次か」
『頑張ってね!』
轟「あぁ」
轟が挑戦している間、2階から見ようと顔を出した
『あれ、みんな?』
切島「!お前も来てたんか!」
『うん!焦凍くんの同伴者で!』
爆豪「半分野郎の〜〜…?」
司会者【きゃー!すごいすごいすごーい!じゅ、14秒!現在トップに躍り出ました!】
『おぉー!』
ドォン!!
爆豪「てめェこの半分野郎!!」
爆破の勢いで轟のいるステージへ
轟「爆豪」
爆豪「いきなり出てきて俺すげえアピールかコラ!」
轟「緑谷たちも来てんのか」
爆豪「無視すんな!大体何でてめェがここにいんだよ…!」
轟「招待受けた親父の代理で」
司会者【あの…次の方が待って…】
爆豪「うっせぇ!次は俺だ!」
『違うよ!次は私だよ!』
飯田「みんな!止めるんだ!雄英の恥部が世間に晒されてしまうぞ!」
切島「お、おう!」
緑谷「う、うん!」
「フッ、フフフ…」
「「「うぅ…」」」
「あ、ごめんなさい。雄英高って楽しそうだなと思って」
八百万「少なくとも退屈はしてないですわね…」
「「確かに…」」
『次私だったのに…』
「あなたもクラスメイトなの?」
『?』
麗日「そうです!クラスのアイドルちゃん!」