第20章 番外編:愛で地球を救え
雄英ジュエリー店員
セメントス「私はこの宝石店の店員です。いきなりやってきたヴィランに脅され、宝石を渡した後、縄で拘束されました」
大手広告代理店勤務
ミッドナイト「私はアクセサリーを買おうとこの店に入ったらヴィランがいて…驚いてる間に捕まってしまったの」
ミュージシャン
プレゼント・マイク「俺はYO、彼女のYO、婚約指輪を選んでTA!そしたらヴィランが現れTE、ラリアット食らって気絶だYO!」
轟「ヴィランがやってきた時、この人は店にいましたか?」
セメントス「はい、いました。気絶させられて、しばらくは目を覚ましませんでした」
轟「あなたが店に入ってきた時、2人はいましたか?」
ミッドナイト「入った瞬間は見ていませんが、縛られている時、別々の場所で床に座らされている2人を見ました」
轟「ん…証言に食い違いはないな」
緑谷「すみませんが、皆さんのお財布を見せてもらっていいですか?」
みんなかはお財布をお借りした
緑谷「……ミッドナイトの方はどう?」
麗日「クレジットカードがいっぱい入ってるよ」
緑谷「プレゼント・マイクのも同じ…どちらにも宝石を買う資金はある」
麗日「うん」
爆豪「クソヴィランが殺されてんだ、こん中に犯人はいるはずだ!」
轟「動機は?」
爆豪「ああ!?奪った宝石目当てに決まってんだろ!」
蛙吹「そうだとしても、この場でヴィランを殺すのはあまりに無謀じゃないかしら。犯人だと疑われてしまうもの」
轟「それに宝石はヴィランが持ってた。誰にも奪われていない」
蛙吹「物取りの戦でないとすると…」
麗日「仲間割れとか?」
緑谷「ヴィランは2人組だった…。襲撃の途中で分け前か何かで揉め、その腹いせに…」
『それなら人質が話を聞いてるはずだよ』
プレゼント・マイク「そんな話、聞いてないYO!」
セメントス「私もです!」
ミッドナイト「私も!」
轟「ヴィランは1人でしたか?」
セメントス「はい!」
飯田「店内をくまなく調べてみたが…窓も全部閉まっていた。裏口から入ったときに誰にも会わなかったんだろう?」
『うん。爆破の煙は扉開けるまでなかったし、扉や窓が開いた音もしなかった』
飯田「うん、ならば単独犯であることは間違いない」
麗日「じゃあやっぱりこの中に犯人が…」