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赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第20章 番外編:愛で地球を救え




合宿前の7月末

雄英高は夏休みでも訓練を望む生徒に向け、特別講習を行っている

今日はその初日

相澤「この講習は何回かに分けてやるぞ。今回はこの7人だ」

教室にいるのは緑谷、爆豪、轟、麗日、飯田、蛙吹、

相澤「言っておくが、通常の授業よりハードになる。覚悟しておけ」

『(何やるんだろう…)』

緑谷「(また失敗したら除籍とか言い出すんじゃ…)」

相澤「特別講習の内容だが…対ヴィランを想定した捕縛訓練を行う」

爆豪「!」

麗日・緑谷「ものすごくヒーローっぽいの来た!!」

相澤「………!」

睨みつけると静まり返る教室

相澤「当たり前のことだが…ヴィラン犯罪には様々なケースがある。君らは事件現場に赴き、そこで何が起こっているのか。それがヴィラン犯罪なのかそうでないのか。戦うのか戦わないのか。状況判断力、対応力を鍛える訓練を行ってもらう。特別講師は…」


バタンッ!!!


オールマイト「後ろのドアから私が来た!!」

緑谷「オールマイト!」

麗日「今日も筋骨隆々マッスル!」

オールマイト「ハーッハッハッハッハッ!」

相澤「オールマイトだけじゃない。セメントス、ミッドナイト、プレゼント・マイク。彼らも特別講師として参加してもらう。では訓練を始める。全員グラウンドβに集合しろ」


コスチュームに着替えてグラウンドβへ

建物の壁から少し顔を出して辺りを見た

緑谷「お巡りさんの看板が立ってる…」

飯田「ここが事件現場ということか…」

相澤「現場の状況を知らせておく。ヴィランは宝石店を襲撃。店員や買い物客を人質にして店内に立て篭っている。ヴィランと人質の人数は共に不明。君たちは警察から協力を依頼されたプロヒーローとして、事件を解決しなければならない」

飯田「相澤先生!店内には、ヴィランや人質に扮した先生方が…」

相澤「質問は受け付けん。状況を自分で確認し事件を解決しろ」

「「「『……はい!』」」」


相澤「それでは、捕縛訓練を開始する!」


開始のサイレンが鳴り響いた


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