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赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第17章 番外編:優しい心




緑谷はの部屋へ向かった


コンコンッ


『はい…?』


ガチャッ


『デクくん…!』

緑谷「ごめんね、寝てた?」

『ううん、どうして…』

緑谷「さっきの話…聞いてたんじゃないかなって思って」

『…………』

は緑谷を部屋へ引き入れた

『嬉しかったの……』

緑谷「え…?」

『助けに来てくれて……すごく嬉しかったの……でも…先生や梅雨ちゃんが言ってることも正しいのはわかってる……でも、助けに来てくれたんだよって…本当に嬉しかったんだよって…言いたかった…!でも出来なかった…っ』

緑谷「さん…」

緑谷はを抱きしめた

『デクくん……?』

緑谷「ありがとう、さん」

『え…?』

緑谷「さんがそう思ってくれるだけで僕も嬉しいよ。本当に…無事でよかったぁ…っ」

強く、優しく、大切な物を抱きしめるように力を込めた

『デクくん…』

緑谷「あっ、ごめん、痛かった!?」

『ちが…っ……あの…』

緑谷「?」

『もうちょっとだけ……ぎゅうって…してほしい…』

緑谷「ん゙っ」

『ダメ…?』

緑谷「ダメジャ…ナイデス…ッ(可愛い……っ)」

再び優しく抱きしめた

『(誰かの心音って……こんなに落ち着くんだなあ…)』


―――――


翌日、起きてリビングへ

みんなは歯磨きしたりご飯の準備をしたり…

は風で優しく切島、飯田、八百万、轟を集めた

切島「どした??おはよ」

飯田「くん?」

『ありがとう…』

八百万「さん…?」

『助けてくれて……ありがとう…!…本当に嬉しかった…!』

轟「…」

『みんなの姿が見えて安心したんだ…だから…本当にありがとうございましたっ!』

頭を下げた

八百万「さん、頭を上げてください」

切島「が無事で、本当によかった」

飯田「あぁ、君も爆豪くんも、無事でなによりだ!」

轟「連れ去られたとき…手を掴めなくて悪かった…」

『ううん、そんなことない…!みんなのおかげで無事だったんだよ。感謝してもしきれない』

八百万「ありがとうこざいます… さん…」




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