第16章 始まりの終わり 終わりの始まり
瀬呂「じゃあ最後は八百万か!!」
八百万「それが…私、見当違いをしてしまいまして…皆さんの創意溢れるお部屋と比べて…少々手狭になってしまいましたの」
部屋の半分を天蓋付きのベッドで埋まっていた
上鳴「でけえーー!!狭!!どうした八百万!」
八百万「私の使っていた家具なのですが…まさかお部屋の広さがこれだけとは思っておらず…」
「「「(お嬢様なんだね)」」」
『(お嬢様ベッドだ……!!すごい……!!)』
―――談話スペース―――
皆はそれぞれ紙に名前を書いて箱に入れた
芦戸「えー、皆さん投票お済みでしょうか!?自分への投票は無しですよ!?それでは!爆豪と梅雨ちゃんを除いた…第一回部屋王暫定1位の発表です!!投票数5票!!圧倒的独走単独首位を叩き出したその部屋は―――砂藤ーーー力道ーーー!!」
砂藤「はああ!!?」
芦戸「ちなみに全て女子票!理由は「ケーキ美味しかった」だそうです」
砂藤「部屋は!!」
上鳴・峰田「てめーヒーロー志望が贈賄してんじゃねー!!」
砂藤「知らねーよ!何だよすげえ嬉しい」
轟「終わったかな?寝ていいか?」
飯田「うむ!ケーキを食べたので歯磨きは忘れずにな!」
緑谷「終わるまで待ってたんだ」
『眠そうだね』
麗日「あっ、轟くん、ちょ待って!」
轟「……?」
麗日「デクくんも飯田くんも…それに切島くん、八百万さん、ちょっといいかな」
『(このメンバー……)』
麗日たちは外へ出た
そこには蛙吹の姿が
は隠れて様子を眺めた
麗日「あのね。梅雨ちゃんが皆にお話ししたいんだって」