第10章 :Reインゲニウム
『(さて…どうしようかな……ハウンドドック先生って話したこともないし詳しい個性がわからない…。どこからどう来るか…)』
はゲートに向けて走り出した
『(上から行けば…)』
はビルの上へ登った
『先生は……』
ハウンドドック「ここだ」
『!!!』
背後に先生がいた
『っ!』
攻撃をギリギリで避けた
ハウンドドック「ほう…咄嗟な判断力はあるみたいだな!」
『くっ…!』
ハウンドドックを風で遠のけて走り出した
『(見た目とあの瞬発力……!個性は……犬か何かかな…!?)』
ビルの間に入り込み呼吸を整えた
『ハァ…ハァ…ハァ…』
ハウンドドック「バウッ!!」
『!!』
すぐに追いつかれ迫ってくる
ガッ!
服を掴まれ投げ飛ばされた
『きゃぁぁぁあああ!!』
そのままビルに打ち付けられた
『…っ』
しかしすぐにハウンドドックはの元へ
『(速い…!)』
はすぐにその場から離れた
ハウンドドック「そんなもんか!!」
『ブレイズ…ショット!!』
ハウンドドック「当たらんな!」
『ふっ!』
は大風を起こしてその場から逃げた
『(ビルの上から見たときに脱出ゲートが見えた……ゲートはあっち……避けながら………いや、匂いでバレる。匂い……?そうだ!!)』
は風を起こしてビルの上へ
そして自分のコスチュームを破き、その場に置いていく
様々な場所に自分のコスチュームを破いて置いていく
ハウンドドック「(ほう…考えたな…!)」
破れたコスチュームで何とか鼻を騙した
『(時間の問題だとは思うけどね…!!)』
はコスチュームを破り置きながら脱出ゲートへと走っていった
走り回るたびにみんながクリアしたと放送が入る
『(みんなどんどんクリアしてる…。私も頑張らないと…!)』
ゲートが近くなりビルの上へ
『(先生は……)』
ハウンドドックはゲートの前に立っていた
『(読まれてる…よね。どうしようかな…風で遠ざけたってあの先生ならすぐ戻ってくる…)』