第12章 部活時間はまだ終わらない…
「はぁ……変態さん達、私はいつまで貴方達に付き合えばいいんですか?」
そう呟き冷めた目で二人を見つめる。
すると……
「「部活が終わるまでだっ‼︎」」
「えっ……⁉︎」
(部活が終わるまでって……)
そう思いながら私は時計に目を向ける。
部活が終わるまでまだまだ時間がある……
あぁ……
こう、早く時間が経ってほしいときに限って時間の進みって遅いんだよね……。
(本当に早く部活終わらないかな……)
そんなことを思いながら博臣先輩が選んだ眼鏡を受け取り、掛けた。