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私は変態な貴方に愛されたくはないっ‼︎(完)

第41章 後日談:騒がしい休日。


(おまけ)

華菜が
神原秋人に渡された
眼鏡を掛けてみた結果。

「うん!! やっぱり、今日 春野さんに眼鏡を渡して正解だった!! 僕の思っていた通り、似合ってる!」
「……それはどうも」

(私からすればどの眼鏡も同じに見えるんだけども……)

「なぁなぁ、博臣! お前もそう思うだろ? 春野さんにこの眼鏡は似合ってるだろっ!!」


(神原秋人も懲りないなぁ……博臣先輩と意見が一致することなんてあるわけ……)






「ーーいいな……!」

「……え?」

「この眼鏡を掛けてる華菜は最高にいいなっ!」


(ーーあぁ……)


「だろ! 今回は博臣のことも考えてこの眼鏡を選んでみたんだ!」
「よくやった、アッキー!! グッジョブだ、アッキー!!」

「…………」

(神原秋人と博臣先輩の意見が一致してしまった……)


「お褒めに預かり光栄ですっ!」


「…………」



二人の意見が一致することは
ごく稀にしかないというのに。



この、ごく稀にしか起きない
二人の意見が一致した時、、、



華菜は今すぐにでも逃げ出したい、
という気持ちに駆られるのである。


(終)





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