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私は変態な貴方に愛されたくはないっ‼︎(完)

第40章 そしていつもの日常に戻り……(完)


あれから数ヶ月が経ちーー……

私の日常生活は以前のように戻り……

「ねぇ、華菜ちゃん! こっちの眼鏡とこっちの眼鏡、どっちが好き? 僕的にはこっちがおすすめなんだけどっ!!」
「何を言っているんだ、アッキー!! 華菜はこっちの眼鏡のほうが似合う!! だからこっちの眼鏡を掛けさせるべきだっ!!」

「…………」


今日も部室では私を真ん中に挟み博臣先輩と神原秋人がそんな会話を繰り広げていた。


「…………」


そんな二人のやり取りを何をするでもなくスルーし、私はお気に入りの文庫本に目をやりつつもため息を一つ漏らした。



「はぁ……鬱陶しい……」


私を真ん中に挟み口論している二人の声を遠くに聞き流しながら私はポツリとそう呟いた。


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