第35章 神原秋人から告げられたその言葉は……
博臣先輩から電話をもらった次の日。 私は放課後がくるまでの間は普段と変わりなく、授業を受けていた。
けれど、授業が一つ、また一つと終わって、放課後の時間が近づくと、私は段々と気が重くなっていて……
(……なんだか気持ち悪くなってきた……)
放課後まで残りの授業は一つとなった今……
私は緊張やら、不安やら、色々な感情で押し潰され、体調が悪くなっていた。
(だ、ダメだ……今、考え過ぎちゃダメ……!)
自分にそう言い聞かせながら今日最後の授業を受けていた私だったのだが……
それに耐えることが出来ずに座っていたイスから私の身体は離れ……
私は床に倒れたーー……